「ukio」は、浮世絵をもっと身近に、もっと気軽に楽しんでもらいたいという思いから誕生した、月額レンタル形式のアートサービス企業です。
19世紀後半、ヨーロッパでは「ジャポニズム」という文化的潮流が巻き起こり、その中心には葛飾北斎や歌川広重といった浮世絵師たちの作品がありました。
日本が世界に誇るアートとして、多くの画家や芸術家に影響を与えてきた浮世絵を、改めて現代の日本人にその魅力と価値を再発見してもらいたい。
そんな強い思いに共鳴し、このプロジェクトのロゴデザインを手がけました。
デザインの核となるのは、日本の象徴でもある「日の丸」。
そこに北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に登場するダイナミックな波の造形を、現代的に抽象化し、エネルギッシュで洗練されたフォルムにリデザインしました。
さらに、サービスの特徴である「レンタル」や「循環」を視覚的に表現するため、波の中に回転をイメージさせる丸い矢印の図形を加えています。
このロゴに込めたのは、浮世絵という伝統文化が今再び波のように広がっていく未来のビジョン。
レンタルという身近なスタイルを通じて、日常の中に静かに、けれども確かに文化が浸透していく。
やがてその波が、大きなうねりとなって日本文化の再評価や世界への再発信につながっていく――。
そんな想いと願いを込めた、現代版「浮世絵カルチャー」の復興を象徴するデザインです。